■通気断熱WB工法
■坪数
72坪+小屋裏収納20帖
■竣 工/2009年10月
【設計のポイント】
本格和風の平屋を、先人達の洗練された伝統美と現代のセンスを調和させた設計をしました。どっしりと落ち着いた屋根勾配といぶし銀の瓦が作る端正な表情が、人を魅了する美しいシルエットを生みます。月日を重ねるほどに更なる美しい表情と風格を醸し出してくれます。四季の移ろいを感じられる家です。
玄関ホールの正面には坪庭を作り、優雅さを表現。伝統的な化粧庇が造り出す陰影は、夏は涼しさを、冬は心地よい日差しを与えてくれます。また、庭と調和した時には絶妙のグラデーションを醸し出します。
LDKや和室には緩やかな仕切りを設けて気配と距離感に配慮しました。お客様をもてなしたり、家族でくつろいだり、シーンによって仕切ったり繋げたり出来る楽しみが生まれます。 無垢材をふんだんに使用しましたので、やわらかく穏やかな木目を愉しみながら、温かみに包まれた暮らしが出来ます。
【お客様より】
今まで暮らしていた住宅も築100年と歴史があり、大容量の部屋が多かったので、今回の平屋建てにも20帖を超える屋根裏部屋を造っていただき感謝しています。
また、2部屋続きの和室の続き間を仕切る襖も、今まで使っていた書がある襖表を使用していただくなど、しっかりした構造から暮らしに配慮したデザインまで全てに満足出来る家にしていただきました。